大阪市堺区でドラム式洗濯機に閉じ込められ窒息、
5歳男児が死亡する事故がありました。
相次ぐドラム式洗濯機での子供の死亡事故。
未然に防ぐことはできなかったのか。
過去の事故から近年はチャイルドロックがかかり
対策がされていたにも関わらず
後を経たない洗濯機での窒息、子供の死亡事故。
その危険性と家庭でできる対策、
ドラム式洗濯機事故の今を調べてみました。
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ドラム式洗濯機、子供死亡事故の原因
2018年1月27日、大阪市堺区でドラム式洗濯機に
閉じ込められ窒息、5歳男児が死亡する事故がありました。
過去にも似たような事件で洗濯機で閉じ込められ、
幼い子供の命が失われています。
大阪市堺区の事故では母親が外出中、
父親と男児が昼寝をしていたところ、
子供の行方がわからなくなったということ。
ドラム式洗濯機の中で発見、病院に搬送されるも間に合わなかった。
警察は、父親の昼寝の最中に男児が誤って洗濯機の中に入ったとみて、
男児の死亡解剖を急いで、死亡原因、死因を調べるとしています。
【追記】
警察によると、5歳男児の洗濯機には子供が誤ってトビラを開けないようにする
「チャイルドロック機能」がついていましたが、使われていなかったようです。
洗濯機は高さ1m、幅70cm、奥行きが60cm、
男児の身長は、約1m20cmだったそうです。
男児の発見時、トビラは閉まっており
洗濯機の作動はしていなかったということです。
ドラム式洗濯機の事故、死因の多くが窒息死
過去の事例によっても、親の目を離した隙に、
子供が遊び心で洗濯機の中に忍び込み、
中からドアを引っ張るとドアにロックがかかり
中からはドアを開けなくなり、窒息にいたってしまっています。
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ドラム式洗濯機事故、親が怪しい?親の虐待?子供が閉じ込められる意外な落とし穴
洗濯機の中に閉じ込められる危険性について、
「子供の力で中からドアを締めるのは、難しいのではないか?」
「そんな簡単にドアが閉まる?」
という疑問がわくと思います。
そうしたことからドラム式洗濯機で子供の死亡事故が起きるたびに
「なんだか親が怪しい、、」
「親の虐待で親が閉じ込めたんじゃないの?」
という声が聞こえてきます。
確かに悲しいことですが、親の子供への虐待の可能性、
もゼロではないはずです。
しかし下の動画は、中から子供が洗濯機の扉を押す、
という「何気ない子供の行動から、事故に繋がった」
という危険性を指し示しています。
ドラム式洗濯機の子供死亡事故への対策、改善、現在
(出典:朝日新聞デジタル)
●ドラム式洗濯機 家庭でできる最低限の事故対策●
近年はドラム式洗濯機での閉じ込められによる子供の事故の対策から
チャイルドロックがかかる仕様にほとんどのメーカーで改善されており、
子供の死亡事故にいたるケースの洗濯機は、
そのような対策、改善がされてない
旧式の洗濯機である可能性が高いと思われます。
また最近の傾向として、現在は「ドラム式洗濯機」の全盛期が終わり、
従来の「縦型式洗濯機」の需要が増えているのをご存知でしょうか?
その理由としては
- 縦型式の機能が以前よりよくなった
- 場所を取らない
- 汚れを落とすには、縦型式の方が向いている
というような理由が挙げられますが、
相次ぐ「ドラム式洗濯機」の子供の事故の影響も
少なからずあるでしょう。
チャイルドロックの落とし穴
5歳男児の洗濯機には子供が誤ってトビラを開けないようにする
「チャイルドロック機能」がありましたが使われていませんでした。
実はこのチャイルドロック、子供がドラム式洗濯機のフタ(扉)
を外から子供が開けて、中に入らないようにするものなのですが、
ドラム式洗濯機を使われている家庭ならわかると思います。
中がカビないように、フタ(扉)は常時、開けっぱなしにしている家庭が
ほとんどではないでしょうか。
これでは全く「チャイルドロック」=子供の事故のための対策、
となしてないのです。
【関連】ドラム式洗濯機事故も!ドラム式と縦型の特徴と違い,メリットデメリット
まとめ
「白物家電の寿命は10年持たない」
と誰が言ったのでしょう。
メーカーが商品販売を回転するための謳い文句でしょうか。
個人のその使用数や取り扱い方で
その商品寿命は変わってきますが、
私の今までの感覚では、15年ほどまたは20年経っても
家電が壊れず、今も使用していたりします。
洗濯機に関しては、数年前の引越しをきっかけに
うちの自宅でも初めて「ドラム式洗濯機」を購入しました。
その時の購入理由は、乾燥機を使いたかったから。
実際の使用感としましては、
- 汚れが落ちづらい
- 乾燥機は本当に役に立っている
が真っ先に思いつくので、
現在は縦型式洗濯機も「乾燥機能」に力が入れられているようなので
ウチでは次は必ず、縦型式洗濯機を購入する予定です。
さらに、ドラム式洗濯機では子供が閉じ込められ窒息する事故が相次いでおり、
その中での大阪市堺区の今回の事故。
その危険性への対策や改善は行われているようですが、
現在、ドラム式洗濯機を使用していて小さなお子さんがいらっしゃる家庭では
一度、家族での「家族会議」をしてみることも考えてみてはいいかもですね。
子供は何をするかわからない、それを肝に銘じたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
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