2019冬ドラマ特集!

赤ちゃんポストの現状 その後 場所や預け方とは、常総市乳児遺体事件の母親を救えた唯一の方法

茨城県常総市古間木沼新田で6日の昼過ぎ、用水路に乳児の遺体が発見される事件がありました。産まれて間もない乳児の遺棄事件。今回の事件を通して、望まない妊娠で子供を育てられない母親を救う唯一の方法である「赤ちゃんポスト」の現状とその後、唯一である慈恵病院「こうのとりのゆりかご」の仕組みと預け方、場所を調べました。

【スポンサードリンク】




常総市の用水路にへその緒が付いたままの乳児遺体

6日13時10分頃、茨城県常総市古間木沼新田において、「用水路に赤ちゃんのようなものが沈んでいる」と現場近くの会社員男性(37)から警察に通報があったということです。

発見された乳児は、まだへその緒が付いたままで、目立った外傷はなく、衣服は何も身につけていない裸の状態だったということです。

用水路は幅約4.5メートルで水深約25センチ。

連絡を受けた県警常総署員が産まれて間もない乳児の遺体を確認し、同署は死体遺棄事件として捜査を開始したようです。

用水路の乳児遺体、母親は妊娠6ヶ月で390g

390gであれば、だいたい妊娠21、22週あたりで妊娠6ヶ月と見られ、

母親は胎動も感じ始める時期にあたります。

大変痛ましい事件でありますが、捨てられた乳児の母親には何らかの事情があり、苦渋の決断だったのか、もしくは妊娠に気づいてもなかった突然の産み落としだったのか、母親が見つかるまではその理由はわかりません。

母親はどうしても、生まれた子供を手放さなければいけなかった…そんな時の母親の唯一の助け舟が「赤ちゃんポスト」です。改めて、赤ちゃんポストとは、またその現状を調べてみました。

赤ちゃんポストとは?

赤ちゃんポストとは、何らかの事情で育てることができない赤ちゃんを、

親が匿名で預けることができる施設や仕組みそのものを示します。

赤ちゃんポストは、望まない妊娠や、何らかの事情で育児が難しい母親が、中絶や暴力行為、育児放棄などで乳児の命を奪うのを避ける目的があります。

赤ちゃんポストの場所はどこにある?

現在は熊本県の慈恵病院のみ、設置してあり、慈恵病院では「こうのとりのゆりかご」という形で受け入れています。

慈恵病院は、国内に約100カ所の赤ちゃんポストを持つドイツの「Baby klappe」という仕組みを真似て、2007年5月から活動を始めたそうです。

唯一の赤ちゃんポスト慈恵病院「こうのとりのゆりかご」の仕組みと預け方

「こうのとりのゆりかご」は、慈恵病院内の目立たない場所に置かれています。

乳児を預ける場所は、新生児が十分に入る大きさの入り口があり、

中には温かい温度に設定された保育器が置かれています。

赤ちゃんを保育器に預けると、内側からロックが自然とかかり、

外からは一切開かなくなるので安心です。

監視カメラが設置されていますが、

母親のプライバシー保護のため、母親の姿は映らないように配慮されています。

赤ちゃんは無事に安心でき、母親にはプライバシーの尊重を最大限に保ってくれています。

【スポンサードリンク】




赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)の現状とその後

慈恵病院のこうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)の運用は10年が経ちました。

預けられた乳児130人のうち28人が、里親や特別養子縁組ではなく、乳児院や児童養護施設などの施設で養育されているということです。

本来の家庭に戻ったり、特別養子縁組に成功する事例もたくさんある嬉しい報告もある一方で、約2割の子供が施設で暮らす現状だということです。成長する子供たちの家庭的な気持ちをどう育てていくかが問われています。

(2017年3月末時点で、預け入れ後の子供たちの行き先)

・特別養子縁組47人

・乳児院など施設28人

・里親26人

・本来の家庭23人

・その他6人

里親から特別養子縁組になった事例も増えているようです。

 

施設で暮らす28人のうち4人は制度が開始された2007年に預けられた子どもでした。

また、130人のうち身元不明が26人とされていて、

これは子供側の「出自を知る権利」について今日本も議論されていく必要があるといいます。

赤ちゃんポストの先進国ドイツでは、相談機関に実名で相談し、医療機関では匿名で出産できる仕組みで、16歳になった子どもは母親の名前を知ることができる「内密出産制度」というものがあります。

 

匿名での預け入れの問題は

・親子の再構築の機会が失われている

・子どもが遺伝性疾患のリスクを認識できない

ということが挙げられます。

 

今後の赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)の課題は

ドイツのように、実名と匿名をうまく使い分け、

一番重視して欲しいのは「子どもの未来」。

「子どもの未来」を一番に考えた法や仕組みを作っていってもらいたいと心から願います。

 

まとめ

お正月の悲しい事件、茨城県常総市古間木沼新田での用水路での乳児遺体の事件から、

赤ちゃんポストの存在、現状、未来について調べていきました。

子供を産む、という生物として尊い力を持ち合わせているのは女性ですが、

望まない妊娠や育てることが困難な時、本当に困りますね。

こんな時、男性ってずるい、と思ってしまいました。

今回の事件の常総市の乳児を死なせてしまったお母さん、

とても大変な思いをしてきたのではないでしょうか。

少子化と言われて久しい日本です。

小さな力のお母さんと尊い命の赤ちゃんをもっともっと優しくしてあげたい。

赤ちゃんポストの現状をもっと多くの人に知られるべきですね。

【スポンサードリンク】




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA